高層気象 500hPa面の等高度、高度変化、渦度
<<解説>>

(1)等高度

・黒線は500hPa面の等高度を表しています。
・単位はm。
・数値は3桁で表示されていますので10倍します。570の線は5700mの等高度線です。
・同緯度の他の場所と比べこの値が低い場合は低気圧か気圧の谷を表しています。
・逆に高い場合は気圧の峰です。平穏な天候に恵まれます。

(2)高度変化

・色の付いた線が高度変化線です。
・データ基準日(各図の左下隅のValidの日時)を起点として12時間以内に高度の変化が予想されます。
・この数値がマイナスの場合、低気圧の発達や接近を意味します。
・この値がプラスの場合、平穏な天気に恵まれることが予測されます。

(3)渦度

・色の塗られた部分は500hPa面における渦度を示しています。
・赤で塗られている部分は正渦度(低気圧性渦度)、青で塗られている部分は負渦度(高気圧性渦度)です。
・正渦度は反時計回りの風です。渦の進行方向の右側面で強い風が吹きます。
・負渦度は時計回りの風です。渦の進行方向の左側面で強い風が吹きます。
・500hPa面での正渦度は標高の高い地域では嵐と関連付けられます。
・負渦度は等高度線の気圧の峰と対応します。

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基準日
24時間後予想図
48時間後予想図
72時間後予想図
96時間後予想図
120時間後予想図
144時間後予想図