見知らぬ者がインターネット越しにウェブカメラ(webcam)にアクセスできる
というリスクが存在する。
マルウェアやハッカーがウェブカメラ(webcam)に対し権限なくアクセスするケースがある。これは稀なケースであるが、ウェブカメラ(webcam)
は広く使われるようになってきており、予防策を講じることは価値のあることである。
§1.ウェブカメラ(webcam)とは何か?
ウェブカメラ(webcam)はコンピュータに接続されたビデオカメラである。インターネットビデオ会議や気象観測等、無数の正統な用途がある。多くの
ウェブカメラ(webcam)はルータや無線ネットワークに接続されたスタンドアローンのデバイスであり、常に繋がっている。
§2.ウェブカメラ(webcam)のリスクとは何か
主たるリスクは以下。
- ・ 誰でもインターネット上でスタンドアローンのウェブカメラ(webcam)を発見できる。そして、そのウェブカメラ
(webcam)にアクセスするためにパスワードをハッキングしたり推測したりできる。
- ・ ウェブカメラ(webcam)が取り付けられているPCは、そのコンピュータを外部から制御する(従って、ウェブカメラ
(webcam)にアクセスできる)ウィルスやスパイウェアに感染することになる危険性を有する。
- ・ レポートによれば、検索エンジンを使用して、あるスタンドアローンのウェブカメラ(webcam)を検出することが出来るこ
とが示唆されている。
- ・ 安全が確保されていない無線ネットワークは、ハッカーにウェブカメラ(webcam)へのリモートアクセスを与えることが出
来る。
§3.ウェブカメラ(webcam)の防衛方法
- ・ PCが間違いなく安全であることを確かめなさい。安全なPCに取り付けられたウェブカメラ(webcam)は安全である。
- ・ 無線ネットワークを使用しているのであれば、無線ネットワークが間違いなく安全であることを確認しなさい。
- ・ スタンドアロンウェブカメラ(webcam)へのアクセスをコントロールするために強力なパスワードを使用しなさい。
- ・ ソフトウェアのアップデートの確認のため、メーカーのWebサイトを定期的にチェックしなさい。
- ・ もし特定の精神的苦痛を感じたならば、必要なとき以外はウェブカメラのプラグを抜いておきなさい。もしくは、ある種のプライ
バシーを保護するためレンズの上を紙で覆いなさい。