Webメールアカウントを安全に使用するために。
Webメール(Hotmail、Yahoo! mail等)は、メールを読むためにインターネット
ウェブブラウザを利用するものである。このため、利用者は異なったマシンでもメールを読むことが可能である。当然のことであるが、デスクトップメール同様
の注意は必要である。また、Webメール自体若干のセキュリティリスクを持っている。
§1.Webメールの一般的安全チップ
- ・ よく知られていて信頼されている会社のWebメールサービスを使用する。
- ・ スパムフィルタを利用する。スパムフィルタ機能が無いのであれば、その機能を有する他のWebメールプロバイダに乗り換え
る。
- ・ ログインには強力なパスワードを使用する。
- ・ 共用されるコンピュータの利用は暗号化接続の時だけにする(ブラウザのフレーム領域右下に南京錠のアイコンがあること、
URLの先頭が'https://'で始まっていることを確認する)。
- ・ 見知らぬ、もしくは信頼関係の無い組織や個人からのE-Mailの添付ファイルを信用してはならない。アンチウィルスプログ
ラムは必ずインストールしておくこと。
- ・ 詐欺メールに注意する。
§2.古いE-Mailメッセージを失わないようにする
Webメールクライアントの中には割り当てを超えたデータや、一定期間を越えてアクセスしなければデータを削除する所がある。E-Mailメッセージの古
い物が重要であるのなら有料サービスもしくは、このような制限の無いWebメールサービスを使用しなさい。
§3.HTMLフォーマットのE-Mailをブロックする
E-Mailの中には、プレーンテキスト使用分と、HTML使用分(Webページのようなメール)の二つのフォーマットものがある。HTMLメールは、潜
在的にウィルスや危険性のある画像やクリッカブルWebリンクを含むことが出来る。もしWebメールクライアントがHTMLメールを許可しているのであれ
ば、これをブロックするようにしなさい。
メールの送信者をあなたが信頼しているか知っているのか、そうでないかによって、メールの内容を閲覧するようにしなさい。
Hotmailでは、Optionsクリック>Mail Display Settings で"Automatically suppress
Internet content in messages"ボタンと"Warn me whenever I click a link that
is not known to be safe"ボタンをクリック。最後にOKクリックして設定を変更する。
HTMLコンテントはGoogle
Mail中では自動的に制御される。もし、他のWebメールを利用しているのであれば、類似のセキュリティオプションを探し、有効にしなさい。