子供達がオンラインの世界に入ったとき、彼らは新たな危険に直面し、幾多の保護を
必要としている。
子供がコンピュータを使用するとき、特有のセキュリティリスクが存在している。親は子供の保護のみならずコンピュータ中のデータも保護しなければならな
い。いくつかの簡単な手順を踏むことによって、このリスクを劇的に減少することが出来る。
§1.どのようなリスクか?
- ・ 不適切な画像やコンテントの不注意による露出。
- ・ チャットルームやE-Mailによる性的略奪者(性を食い物にする者)の勧誘。
- ・ オンラインでの弱い物虐めや嫌がらせ。
- ・ ソフトウェア、音楽、ビデオの著作権侵害。
- ・ 個人情報の公開。
- ・ スパイウェアとウィルス。
- ・ 行き過ぎた商業主義 ; 広告と関連商品のWebサイト。
- ・ 不法ダウンロード(著作権が保護されている音楽ファイルのようなもの)。
§2.安全に関する一般的チップ
- ・ 子供が幼児性愛者に手懐けられたり、友達にならされたりというような疑いがあるのなら、また子供が付狙われたり虐待されたり
しているのなら、Virtual Global Task Forceや地域の警察にコンタクトを取りなさい。
- ・ 子供のための基本ルールを設定しなさい。
- ・ 容認できないコンテンツの偶発的曝露の危険を減少させるためにインターネット コンテンツ
フィルタリングとスパムフィルタを設定しなさい。
- ・ 子供が実行できることを制限するために家族で共有しているコンピュータを適切に設定しなさい。
- ・ Webサイトやコンクールの登録には、それ専用の家族用E-Mailアカウントの設定を考慮しなさい。
- ・ P2P(ピア・ツー・ピア)ファイル共有に用心しなさい。
§3.ソフトウェア ツール
ソフトウェアツールは性描写画像の非表示、子供のオンラインでの行動のモニタ、子供のオンライン使用時間の制限、個人情報の送信ブロックさえ可能である。
フィルタに関するソフトウェアツールは「サルでもできる」ほど簡単な物ではないことを記憶しなさい。親は適切な監督と効果的コミュニケーションを結合する
必要がある。
- ・ ISP(インターネット サービス
プロバイダ)の中には(MSN、AOL等)子供のインターネットの使用に関してモニタ、制限、報告する親権コントロール(parental
controls)機能がある。
- ・ 以下のツールを購入するかダウンロードする。
性描写画像非表示ツール、子供のオンライン上での挙動のモニタツール、オンライン使用時間制限ツール、
個人情報送信ブロックツール、子供用にデザインされたWebブラウザ。
- ・ 完全なリストと詳細な情報に関してはGetNetWise
、Internet content filteringを
参照。
§4.子供のインターネットの使用をモニタする
インターネットエクスプローラ(以降、IE)は最近閲覧したサイトの記録や、短期間ではあるが訪問したWebページを一時的にコピーして保存している。
- ・ 最近閲覧したサイトの参照 ; 履歴ボタン(タイマーのアイコン)をクリックするか、[Ctrl]+[H]キーを押す。
- ・ 一時ファイルの参照 ; IEのメニュバーのツールから、インターネットオプション>全般タブ選択。インターネット一時ファ
イルの下の「設定」ボタンをクリック、次に「ファイルの表示」ボタンをクリックする。
技術ある者は、このような記録を完全に消去することなど簡単である。結果的に、特定のモニタリングソフトを購入する必要があるかもしれない。
§5.子供向け検索エンジンと入門サイトの使用
§6.通常用いる検索エンジンのコンテンツフィルター設定方法
- ・ Ask Jeeves ; 設定ページからContent Filteringオプションを使用する。もしくは、Ask
Jeeves For Kidsを試みる。
- ・ Google ; 永久に、もしくは必要に応じてフィルタ設定を行うには、SafeSearchを参照しなさい。
- ・ Lycos ; Lycos SearchGuardの親権コントロール(parental control)を使用する。
- ・ MSN Search ; 設定ページ上のSafe Search Filterを使用する
- ・ Yahoo! ; Search Preferencesページ経由でSafeSearch
Filterオプションを設定する。
§7.注意してチャットルームとインスタントメッセンジャーを
使用する
- ・ 子供向けで適切なチャットルームを選択しなさい。
- ・ チャット用の言語を学習(チャットで用いられる略語等)しなさい。親自身がログオンしチャットの機能を理解しなさい。
以下のアドバイスは、インターネットの使用について広く論議できる共通事項なので、子供も共有できることである。
- ・ オンライン上の人々は、名乗っているその人物である必要はない。誰を信頼するか注意しなさい。
- ・ それまでにオンラインでしか知らない人に逢うことはしない方が良い。
- ・ 個人情報は秘匿しなさい。此処で言う個人情報とは、本名、住所、電話番号、メールアドレス、写真、学校の情報等である。
- ・ いかなる個人情報もプロフィールに記してはならない。
- ・ ログアウトすれば不愉快な、あるいは不快な会話から無傷で助かることが出来る。
- ・ オンライン上で不愉快なことがあった時は、両親や保護者に告げなさい。
- ・ 個人的なチャットのメッセージには特に注意を払いなさい。
- ・ ニックネームを使用しなさい。決して本名を使用してはならない。
- ・ インスタントメッセンジャーを使用するのであれば、見知らぬ人からのメッセージを受信してはならない。その人達を個人的に知
るようになるまでは、あなたの友人リストに加えてはならない。
あなたは以下のことを実行する方法を学ぶことを望むかもしれないし、子供に教えることを欲するかもしれないだろう。
- ・ チャットルームのプロバイダやモデレータに対し不穏なことは何でも報告しなさい。
- ・ チャットルームの特定の人々をブロックし無視する方法。
- ・ それを報告することが必要な場合に会話のコピーや保存する方法。
ThinkUKnowは、
チャットを安全に使用する方法を子供に教える一助となるWebサイトである。
子供は携帯電話でオンラインチャットやオンラインゲームを行うことも可能である。あらゆるチャットやインスタントメッセージシステムに同じルールが適用さ
れることを子供に説明しなさい。子供や若年層が利用する様々な対話型サービスに関しては
Chatdanger.comを参照
すると良い。良い助言を与えている。
§8.オンライン上での弱い者いじめ
オンライン上で威張り散らす行為は益々一般的になってきている。しかしメールやテキストメッセージ、オンラインチャット、Webサイトでの中傷等で悩ませ
られる犠牲者にとっては脅威である。
- ・ 子供が虐めの存在を親に告げたなら、同情をもって聞き行動をとりなさい。虐めが間違っていて、助けを求めるのが正しいことで
あると説明しなさい。
- ・ 子供が受け取ったありとあらゆる虐めのメッセージに対し応答してはならない。しかし、全てのメッセージは記録して残しなさ
い。
- ・ これらのメッセージをブロックする方法を調べなさい。
- ・ 子供の学校に連絡しなさい。あなたの子供が付狙われたり、嫌がらせにあっているのなら地域の警察に行きなさい。
- ・ 携帯電話による虐めに関する詳細な情報はStopTextBully.comを
参照しなさい。